モデル線区での省エネルギー列車ダイヤの作成と列車運行電力シミュレータでの評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-205

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Generation of Energy-Efficient Train Scheduling for a Model Line and Its Evaluation Using Train Operation Power Simulator

著者名: 明石太輔（西日本旅客鉄道）,仲野淳（西日本旅客鉄道）,佐藤拓哉（上智大学）,宮武昌史（上智大学）,渡邉翔一郎（交通安全環境研究所）,武内陽子（鉄道総合技術研究所）,小川知行（鉄道総合技術研究所）

著者名(英語): Daisuke Akashi (West Japan Railway Company),jun Nakano (West Japan Railway Company),Takuya Sato (Sophia University),Masafumi Miyatake (Sophia University),Shoichiro Watanabe (National Traffic Safety and Environment Laboratory),Yoko Takeuchi (Railway Technical Research Institute),Tomoyuki Ogawa (Railway Technical Research Institute)

キーワード: 列車ダイヤ|最適化|省エネルギー|自動運転|レッシャダイヤ|サイテキカ|ショウエネルギー|ジドウウンテン

要約(日本語): 自動運転を活用すれば最適化されたダイヤ通りの運転や1秒単位のダイヤ設定が可能となることから、理論的研究に基づく運転方法での消費エネルギーの最小化が期待できる。そこで、更なる省エネルギー化の取り組みを見据え、理論的手法に基づき作成された省エネルギー列車ダイヤでの運転による、線区単位での潜在的な省エネルギー効果についてシミュレーションによる検証を行った。その結果、全体で3.7%の削減効果が期待できることを確認した。また、作成したダイヤは回生を考慮せずに消費エネルギーを最小化するものであるが、回生融通が行われる状況においても省エネルギー効果があることが確認できた。

本誌掲載ページ: 337-339 p

原稿種別: 日本語