ガス絶縁開閉装置向けコーン型ε-FGM(誘電率傾斜機能材料)スペーサの絶縁破壊特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-006

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Breakdown Characteristics of Cone-type ε-FGM (Functionally Graded Materials) Spacer for GIS

著者名: 宮崎勇作（名古屋大学）,伊豆淳宏（名古屋大学）,梁照源（名古屋大学）,小島寛樹（名古屋大学）,満留博（富士電機）,柳瀬博雅（富士電機）,岡本健次（富士電機）,渡辺桂司（ナガセケムテックス）,加藤克巳（新居浜工業高等専門学校）,早川直樹（名古屋大学）

著者名(英語): Yusaku Miyazaki (Nagoya University),Atsuhiro Izu (Nagoya University),Zhaoyuan Liang (Nagoya University),Hiroki Kojima (Nagoya University),Hiroshi Mitsudome (Fuji Electric Co., Ltd.),Hironori Yanase (Fuji Electric Co., Ltd.),Kenji Okamoto (Fuji Electric Co., Ltd.),Keiji Watanabe (Nagase ChemteX Co.),Katsumi Kato (National Institute of Technology, Niihama College),Naoki Hayakawa (Nagoya University)

キーワード: 傾斜機能材料(FGM)|電界制御|誘電率|絶縁性能|ガス絶縁電力機器|ケイシャキノウザイリョウ（エフジーエム）|デンカイセイギョ|ユウデンリツ|ゼツエンセイノウ|ガスゼツエンデンリョクキキ

要約(日本語): 誘電率傾斜機能材料(ε-FGM)とは，従来一定であった電力機器に用いられる固体絶縁物内部の誘電率を空間的に変化させることで，機器内部のガス空間中での電界の集中を抑制し，絶縁性能を向上する材料技術である．我々はガス絶縁開閉装置などのガス/固体複合絶縁構成を有するガス絶縁電力機器のスペーサ部を模擬したε-FGMスペーサを提案している．本原稿においては，コーン型ε-FGMスペーサと比較対象としてFGMでないスペーサを作製した．これらのスペーサを用いて絶縁破壊電圧向上効果について実験的検証と電界緩和効果に関する検証を行った結果を報告する．

本誌掲載ページ: 9-10 p

原稿種別: 日本語