真空アークにおける複数陰極点林立時の温度分布の算出
真空アークにおける複数陰極点林立時の温度分布の算出
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-013
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Calculation of Temperature Distribution with Multiple Cathode Spots in Vacuum Arc
著者名: 髙木真宏(東京都市大学),根本雄介(東京都市大学),真栄田義史(東京都市大学),岩尾徹(東京都市大学)
著者名(英語): Masahiro Takagi (Tokyo City University),Nemoto Yusuke (Tokyo City University),Yoshifumi Maeda (Tokyo City University),Toru Iwao (Tokyo City University)
キーワード: 真空アーク|複数陰極点|陰極点移動|3次元電磁熱流体シミュレーション|非定常解析|シンクウアーク|フクスウインキョクテン|インキョクテンイドウ|3ジゲンデンジネツリュウタイシミュレーション|ヒテイジョウカイセキ
要約(日本語): 現在,真空遮断器や金属加工などの産業応用のため,真空アーク複数陰極点の移動要因の解明が求められている。真空アーク陰極点は,複数林立し,相互作用し消滅や発生を伴いながら高速で動き回るという特徴がある。この複数陰極点の理論的な移動の予測は,産業応用のために重要である。本論文では,真空アークにおける複数陰極点の非対称な現象を解析するため,3次元電磁熱流体シミュレーションを構築し,真空アークにおける複数陰極点林立時の温度分布の算出を行った。結果として,5つの陰極点が林立した場合に,1つの陰極点の直上で温度が上昇し,これに伴う導電率の増加により,陰極点が1つになることが示唆された。
本誌掲載ページ: 19-20 p
原稿種別: 日本語
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