珪砂中での DC 遮断時におけるアーク内の銅蒸気濃度に関する検討
珪砂中での DC 遮断時におけるアーク内の銅蒸気濃度に関する検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-026
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Discussion on Cu vapor concentration in arc during DC interruption in silica-sand filled space
著者名: 兒玉直人(名古屋大学),横水康伸(名古屋大学),中村晃也(名古屋大学),高橋明里(名古屋大学),近藤祐介(太平洋精工)
著者名(英語): Naoto Kodama (Nagoya University),Yasunobu Yokomizu (Nagoya University),Koya Nakamura (Nagoya University),Asato Takahashi (Nagoya University),Yusuke Kondo (Pacific Engineering Corporation)
キーワード: アーク放電|ヒューズ|アーク温度|アーク電圧|アークホウデン|ヒューズ|アークオンド|アークデンアツ
要約(日本語): 珪砂中への石英円筒未配置および配置時におけるDCアーク遮断実験を行った。実験時のアークに対してアーク電圧(varc)の測定および発光分光測定(OES)を行った。OESの結果から,両条件におけるアーク温度およびSi IIとCu Iの放射強度比(ISiII/ICuI)を求めた。また,理論計算により放射係数比εSiII/εCuIを温度とCu蒸気濃度の関数として求めた。実験の結果,円筒配置時のvarcは未配置時のvarcよりも常に高く維持された。また,DC遮断過程でのアーク温度の減少に対して,円筒未設置時ではISiII/ICuIが急峻に減少し,円筒配置時はISiII/ICuIが変化しない傾向が得られた。ISiII/ICuIとεSiII/εCuIの比較の結果,円筒未設置条件と比較して円筒設置条件では,アークの減衰と共にアーク中のCu蒸気濃度が急峻に低下することが示唆された。
本誌掲載ページ: 34-35 p
原稿種別: 日本語
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