電力系統の広域化による変動型自然エネルギー出力の平滑化効果
電力系統の広域化による変動型自然エネルギー出力の平滑化効果
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-085
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Efficacy of wide-area grid connection against intermittency of variable renewable energy
著者名: 木村誠一郎(自然エネルギー財団),斉藤哲夫(自然エネルギー財団)
著者名(英語): KIMURA Seiichiro (Renewable Energy Institute),SAITOU Tetsuo (Renewable Energy Institute)
キーワード: 連系線|広域系統運用|再生可能エネルギー|太陽光発電|風力発電|出力変動|レンケイセン|コウイキケイトウウンヨウ|サイセイカノウエネルギー|タイヨウコウハツデン|フウリョクハツデン|シュツリョクヘンドウ
要約(日本語): 本発表は、電力系統の広域化が太陽光発電ならびに風力発電の導入拡大にどの程度有効かを議論するためのものである。太陽光発電、風力発電などの変動型自然エネルギーは気象により発電出力が変わるため、それを余すことなく使うためには電力系統の広域化が鍵とされる。筆者らは一般送配電事業者が公開する2018年度1年分データを用い、太陽光発電所および風力発電所の発電出力比を一般送配電事業者エリア間の相関分析を用いて評価した。その結果、風力発電においては系統の広域化によって平滑化効果が生まれることが確認できた。一方、太陽光発電については日本の地理的範囲および気象条件ではその効果が限定的である可能性が示された。
本誌掲載ページ: 118-120 p
原稿種別: 日本語
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