分布定数回路とみなした多重ループ配電系統での最適ループ点の導出
分布定数回路とみなした多重ループ配電系統での最適ループ点の導出
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-150
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Derivation of optimum loop point in multiple loop distribution system regarded as distributed constant circuit
著者名: 石川駿貴(三重大学),奥田駿斗(三重大学),山村直紀(三重大学),石田宗秋(中部大学)
著者名(英語): Shunki Ishikawa (Mie University),Hayato Okuda (Mie University),Naoki Yamamura (Mie University),Muneaki Ishida (Chuubu University)
キーワード: 配電系統|多重ループ|線路損失|ハイデンケイトウ|タジュウループ|センロソンシツ
要約(日本語): 分散型電源の導入が拡大すると,連系の不均等さから適正電圧が維持できないといった問題が生じる。配電系統をループ状方式とすることでフィーダ間の電圧差の抑制や線路損失の低減などが可能である。筆者らは複数のループによって構成される多重ループでの運用に注目し,多重ループにおいて線路損失が最小となる連系点を導出することを目的とする。 本稿では,配電系統を分布定数回路とみなして,任意の地点で連系する時に連系線に流れる電流値を鳳テブナンの定理を用いて導出する。導出した電流値から, 任意の地点でループ状としたときの線路損失を求め,線路損失が最小となる連系地点を求めること可能となる。
本誌掲載ページ: 242-244 p
原稿種別: 日本語
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