遠隔点電圧情報を用いた簡易な SVR・SVC 協調運用手法
遠隔点電圧情報を用いた簡易な SVR・SVC 協調運用手法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-158
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Simple Cooperative Operation Method of SVR and SVC using Remote Point Voltage Information
著者名: 森内映人(東京大学),早川航平(東京大学),馬場旬平(東京大学),長尾潤(九州電力),田中俊生(九州電力),張本毅(九州電力),本山順平(九州電力)
著者名(英語): Eito Moriuchi (The University of Tokyo),Kouhei Hayakawa (The University of Tokyo),Jumpei Baba (The University of Tokyo),Hiroshi Nagao (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Toshio Tanaka (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Tsuyoshi Harimoto (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Junpei Motoyama (Kyushu Electric Power Co., Inc.)
キーワード: SVR|SVC|協調制御|太陽光発電|電圧変動|配電線|エスブイアール|エスブイシー|キョウチョウセイギョ|タイヨウコウハツデン|デンアツヘンドウ|ハイデンセン
要約(日本語): PV出力容量の増大による配電系統の電圧変動を抑制する機器に、SVCとSVRがある。これらは応答速度など異なる特性を持ち、組み合わせて使用すると求める効果が得られないことが懸念されている。 SVCとSVRの協調制御の手法として、電圧不感帯設定による補償分担の手法について、SVRの制御電圧としてLDCを用いた遠隔点電圧の推定値を用いる場合と、情報共有により取得する遠隔点電圧を用いる場合のシミュレーションを行い、その効果を確認した。 その結果、電圧調整機器の電圧値共有により、SVRとSVCの協調制御による遠隔点電圧の制御の精度が向上できることがわかった。今後は、汎用性の高い制御手法とするために様々な条件での検討が必要になる。
本誌掲載ページ: 257-259 p
原稿種別: 日本語
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