部分ループ最適系統構成決定を目的とした配電損失と供給信頼性の評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-163

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Evaluation of Power Loss and Supply Reliability for the Optimal Loop-Radial Configuration

著者名: 金子曜久（早稲田大学）,林泰弘（早稲田大学）,姉川高也（関西電力）,外薗秀康（関西電力）,桑下敬康（関西電力）

著者名(英語): Akihisa Kaneko (Waseda University),Yasuhiro Hayashi (Waseda University),Takaya Anegawa (Kansai Electric Power Co., Inc),Hideyasu Hokazono (Kansai Electric Power Co., Inc),Yukiyasu Kuwashita (Kansai Electric Power Co., Inc)

キーワード: ループ運用|配電損失|供給信頼性|太陽光発電システム|ループウンヨウ|ハイデンソンシツ|キョウキュウシンライセイ|タイヨウコウハツデンシステム

要約(日本語): フィーダ間の開閉器を閉じた部分ループ配電系統は，電力潮流の均一化が図られ，PVや電気自動車の導入により複雑化した電力潮流においても，配電損失を低減しつつ高品質な電力を供給する系統運用の一つとして考えられる。配電系統の部分ループ系統構成は，電圧制御や配電損失への効果とループ化による事故時の停電エリア拡大の評価に基づいて決定される必要があるが，十分な検討が行われていない。そこで本稿では，部分ループ最適系統構成決定の基礎検討としてループ地点数の増加による配電損失と停電延べkWhへの影響を評価する。数値計算結果から，停電延べkWhを考慮しつつ，配電損失を最大限低減可能な系統構成の選定のための知見を示した。

本誌掲載ページ: 265-267 p

原稿種別: 日本語