配電系統の潮流状態が新型能動的方式PCSに起因する電圧変動に及ぼす影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-180

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Influence of Power Flow on Voltage Fluctuation in Distribution Network Caused by Frequency-FB-PCS.

著者名: 張本毅（九州電力）,長尾潤（九州電力）,田中俊生（九州電力）,長嶋洋（九州電力）,本山順平（九州電力）,太田淳一（九州電力）,坂本織江（上智大学）,丸山雅仁（上智大学）

著者名(英語): Tsuyoshi Harimoto (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Hiroshi Nagao (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Toshio Tanaka (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Hiroshi Nagashima (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Junpei Motoyama (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Junichi Oota (Kyushu Electric Power Co., Inc.),Orie Sakamoto (Sophia University),Masato Maruyama (Sophia University)

キーワード: 配電系統|電圧変動|フリッカ|パワーコンディショナ|太陽光発電|ハイデンケイトウ|デンアツヘンドウ|フリッカ|パワーコンディショナ|タイヨウコウハツデン

要約(日本語): 近年の太陽光発電の大量連系に伴い、新型能動的方式（ステップ注入付周波数フィードバック方式）からの無効電力の振動を原因とする電圧変動が発生する場合がある。特に、軽負荷期の晴天日に電圧変動が拡大することが確認されている。筆者らは、PV出力が一定であっても負荷が少なく逆潮流が大きい断面で、無効電流の変動幅が一定であっても電圧変動が大きくなること、及びPCSの定電力特性もそれを助長することを理論式等を用いて確認した。そこで本稿では、配電系統の潮流状態が電圧変動の継続条件に与える影響について検討を行った。

本誌掲載ページ: 297-299 p

原稿種別: 日本語