日射量減少時におけるPVの仮想同期発電機モデル制御による周波数安定化効果の検討
日射量減少時におけるPVの仮想同期発電機モデル制御による周波数安定化効果の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-187
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): A Study on Frequency Stabilization Effect of Virtual Synchronous Generator Model based Control of PV Considering Decrease in Solar Radiation
著者名: 山口航太(東京大学),横山明彦(東京大学),楠本晃大(関西電力),河口健(関西電力),沢井一智(関西電力)
著者名(英語): Kota Yamaguchi (The University of Tokyo),Akihiko Yokoyama (The University of Tokyo),Kodai Kusumoto (The Kansai Electric Power Co., Inc.),Takeshi Kawaguchi (The Kansai Electric Power Co., Inc.),Kazunori Sawai (The Kansai Electric Power Co., Inc.)
キーワード: 太陽光発電|周波数安定性|仮想同期発電機|タイヨウコウハツデン|シュウハスウアンテイセイ|カソウドウキハツデンキ
要約(日本語): 近年,太陽光発電(Photovoltaic Generation: PV)が大量に系統に接続されており,今後も増加が見込まれている。しかし,PVは従来の同期発電機と異なり慣性を持たないという特徴がある。そのため系統におけるPV導入比率の増加に伴い,系統全体の慣性が低下し,微小擾乱に対しても,系統の安定運用が損なわれる可能性がある。その対策として,PVのインバータに小容量電力貯蔵装置を付加し,同期発電機の慣性を模擬する仮想同期発電機(Virtual Synchronous Generator : VSG) の研究がなされている(1)(2)。しかし,それらの効果は,基幹系統などの大規模系統での周波数安定化効果,日射量変動のある状況下における制御効果については検証がなされていないのが現状である。 本稿では,18分間において,負荷変動と日射量変動の双方を考慮した状況下における,VSGモデル制御による周波数安定化効果の検討を行う。
本誌掲載ページ: 311-313 p
原稿種別: 日本語
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