一次調整力として蓄電池を活用した際の周波数制御への影響の検討
一次調整力として蓄電池を活用した際の周波数制御への影響の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-191
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): A Study of the Effect on Frequency Control When Battery Energy Storage System is used as Frequency Containment Reserve
著者名: 田村潤(電力中央研究所),徳光啓太(電力中央研究所),天野博之(電力中央研究所)
著者名(英語): Jun Tamura (Central Research Institute of Electric Power Industry),Keita Tokumitsu (Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiroyuki Amano (Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 周波数制御|需給調整市場|一次調整力|蓄電池|シュウハスウセイギョ|ジュキュウチョウセイシジョウ|イチジチョウセイリョク|チクデンチ
要約(日本語): 将来の需給調整市場において,応答特性が既存の同期発電機と大きく異なる蓄電池等のインバータ機器が参入することが想定される。需給調整市場の商品区分においては,最も短い変動に対応する一次調整力の応動時間は10秒以内であり,インバータ機器のような出力変化の速い電源は,応動開始までの無駄時間が長くても商品要件を満たせる可能性がある。しかし,一般的には応動が速く,無駄時間の大きいシステムは不安定化しやすい傾向があるため,周波数制御への影響が懸念される。そこで本稿では,一次調整力として応動開始までの無駄時間を含む蓄電池を用いた場合の周波数制御への影響について検討した結果を報告する。
本誌掲載ページ: 318-320 p
原稿種別: 日本語
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