大容量電源系統の異電圧ループ送電に伴う系統安定化リレーシステムの開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-267

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Development of System Integrity Protection Scheme in a large-capacity power supply system along with different voltage loop transmission

著者名: 安田忠彰（東京電設サービス）,中嶋友和（東京電力パワーグリッド）,山口晃歓（東京電力パワーグリッド）,黒瀬雄太（東芝エネルギーシステムズ）,渡辺真也（東芝エネルギーシステムズ）,井上泰典（東芝エネルギーシステムズ）

著者名(英語): Tadaaki Yasuda (Tokyo Densetsu Service Co.,Ltd),Tomokazu Nakajima (TEPCO Power Grid, Inc.),Teruyoshi Yamaguchi (TEPCO Power Grid, Inc.),Yuta Kurose (Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation),Shinya Watanabe (Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation),Yasunori Inoue (Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation)

キーワード: 事故波及防止|系統安定化|オフライン事前演算形|異電圧ループ|ディジタルリレー|ジコハキュウボウシ|ケイトウアンテイカ|オフラインジゼンエンザンガタ|イデンアツループ|ディジタルリレー

要約(日本語): 対象系統は大規模電源が複数連系される電源系統であると共に，近隣都市への電力供給を担う重要系統である。500kV系統との連系変電所では，軽負荷時に500kV系統向け発電潮流が連系変圧器の定格容量を超過し，今後，さらに電源が増設されると重潮流化が進み，電源抑制など潮流抑制のための厳しい系統運用が予想される。その対策として，275kV・154kV異電圧ループ送電による送電容量増加を図る予定であるが，系統事故時には脱調，過負荷，周波数や電圧の異常など厳しい系統不安定現象が生じるため，本系統安定化リレーシステムを開発した。

本誌掲載ページ: 465-467 p

原稿種別: 日本語