系統連系された商用規模非平衡MHD発電機のシード率制御による出力調整時の動特性
系統連系された商用規模非平衡MHD発電機のシード率制御による出力調整時の動特性
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-002
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Dynamic Behavior of Commercial-Scale Nonequilibrium MHD Generator Connected with Electric Power System under Output Power Adjustment by Seed Fraction Control
著者名: 佐々木亮(筑波大学),坂本裕基(筑波大学),伊藤創志(筑波大学),藤野貴康(筑波大学)
著者名(英語): Ryo Sasaki (University of Tsukuba),Yuki Sakamoto (University of Tsukuba),Soshi Ito (University of Tsukuba),Takayasu Fujino (University of Tsukuba)
キーワード: 非平衡MHD発電|ディスク形MHD発電機|高速出力制御|シード率制御|電力系統|回路解析|ヒヘイコウエムエイチディーハツデン|ディスクガタエムエイチディーハツデンキ|コウソクシュツリョクセイギョ|シードリツセイギョ|デンリョクケイトウ|カイロカイセキ
要約(日本語): 本研究では,系統連系された商用規模非平衡MHD発電機のシード率制御による出力調整時の動特性を電磁流体解析と回路解析の連成解析を行うことにより調べる。シード率を定格の値から10 msの間で線形に減少させると,発電機の出力は遅れ時間なく減少する。また,系統へ送られる電力はおおよそ200 msで240 MW減少する。このことから,商用規模の非平衡MHD発電機において系統へ送られる電力を数百ミリ秒で制御できると言える。発電機の出力と系統へ送られる電力の応答時間にずれが生じるのは,回路構成の一部である平滑コンデンサに蓄えられているエネルギーが放出されるためである。
本誌掲載ページ: 2-3 p
原稿種別: 日本語
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