軌道スラブ内のメッシュ導体における電流伝搬特性
軌道スラブ内のメッシュ導体における電流伝搬特性
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-079
グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集
発行日: 2020/03/01
タイトル(英語): Current Propagation Characteristics flowing through a Mesh Conductor in a slab Track
著者名: 川崎悠平(同志社大学),馬場吉弘(同志社大学),長岡直人(同志社大学),岡部宏亮(同志社大学)
著者名(英語): Yuhei Kawasaki (Doshisha University),Yoshihiro Baba (Doshisha University),Naoto Nagaoka (Doshisha University),Hieoaki Okabe (Doshisha University)
キーワード: スラブ軌道|雷サージ|鉄筋コンクリート|メッシュ導体|スラブキドウ|ライサージ|テッキンコンクリート|メッシュドウタイ
要約(日本語): スラブ軌道において,正確な軌道モデルが導出されていないことにより合理的な耐雷設計が困難となっている。この原因として軌道におけるサージ伝搬特性の検討が充分に行われていないことが挙げられる。本稿では軌道スラブ内に存在する鉄筋メッシュにおけるサージ電流の伝搬特性をFDTD解析,および縮小実験によって検討し,メッシュ間隔に対して対象サージに含まれる主要周波数成分波長が長いときは,電流はメッシュ導体に沿わず,板状導体と同様の伝搬特性を示したことから,雷サージに対しては,メッシュ導体すなわちスラブ軌道内の鉄筋は板状導体とみなし,軌道モデル構築すればよいことが明らかとなった。
本誌掲載ページ: 131-133 p
原稿種別: 日本語
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