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レーザを用いたポリマーがいしの遠隔劣化診断技術の開発

レーザを用いたポリマーがいしの遠隔劣化診断技術の開発

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-087

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Development of Remote Deterioration Diagnosis for Polymeric Insulators Using Laser

著者名: 本間大成(東京大学),熊田亜紀子(東京大学),藤井隆(東京大学),本間宏也(電力中央研究所),大石祐嗣(電力中央研究所)

著者名(英語): Taisei Hommna (The University of Tokyo),Akiko Kumada (The University of Tokyo),Takashi Fujii (The University of Tokyo),Hiroya Homma (Central Research Institute of Electric Power Industry),Yuji Oishi (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 劣化診断|ポリマーがいし|レーザ誘起ブレイクダウン分光|遠隔計測|レッカシンダン|ポリマーガイシ|レーザユウキブレイクダウンブンコウ|エンカクケイソク

要約(日本語): 本研究ではレーザ誘起ブレイクダウン分光法(LIBS)を用いたポリマーがいしの劣化診断手法を提案する。LIBSにより経年ポリマーがいし中のSiとAlの発光強度を測定した。経年ポリマーがいし表面近傍の劣化層ではAlに対するSiの発光強度比が,未劣化部と比較して低下することがわかった。さらに,SEM-EDXにより同経年ポリマーがいし中のSiとAlの相対成分比を計測した結果,同様に表面劣化層でのAlに対するSi成分の低下を確認した。この傾向は,ポリマーがいしの経年劣化過程におけるシリコーンゴムの酸化等により,Siを含む高分子成分が喪失することが原因であると推測される。以上の結果により,Alに対するSiの発光強度比という指標がLIBSを用いたポリマーがいしの経年劣化評価に有効であることが示唆された。

本誌掲載ページ: 145-147 p

原稿種別: 日本語

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