監視カメラを用いた変電所巡視の状態監視装置の試作および試行

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-109

グループ名: 【全国大会】令和2年電気学会全国大会論文集

発行日: 2020/03/01

タイトル(英語): Trial Production and Application of Condition Monitoring System in Substation Patrol Using Surveillance Camera

著者名: 杉本敏文（中部電力）,石野隆一（電力中央研究所）,遊佐博幸（電力中央研究所）,白井正樹（電力中央研究所）

著者名(英語): Toshifumi Sugimoto (Chubu Electric Power Co., Inc.),Ryuichi Ishino (Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiroyuki Yusa (Central Research Institute of Electric Power Industry),Masaki Shirai (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 変電所巡視|監視カメラ|状態監視装置|漏油検出|過熱検出|鳥類・小動物検出|ヘンデンショジュンシ|カンシカメラ|ジョウタイカンシソウチ|ロウユケンシュツ|カネツケンシュツ|チョウルイ・ショウドウブツケンシュツ

要約(日本語): 変電所巡視の合理化を目指し、状態確認作業の省力化を検討している。昨年度は、人間が行う変電所巡視の作業項目の精査を行い、目的と対象を絞ったうえで監視カメラでの代替化を検討し、必要な要素技術を抽出した。今回、抽出した要素技術による状態監視装置を試作し、実際の77kV変電所へ設置，約1年間の試行を計画し開始した。その結果、2か所の変電所に状態監視装置を設置し、油入機器の漏油検出、屋外気中機器端子部の過熱検出、周囲柵の網破れ検出、鳥類・小動物の侵入検出を監視カメラで行っている。また、集中処理装置を介して画像データはクラウドサーバへ送られ、画像の集約と異常判定が可能となっている。今回はこの途中経過を報告する。

本誌掲載ページ: 176-178 p

原稿種別: 日本語