窒素ファインバブルを付加したパームヤシ脂肪酸エステルの油温と体積抵抗率の関係

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-022

グループ名: 【全国大会】令和4年電気学会全国大会論文集

発行日: 2022/03/01

タイトル(英語): Relationship between Oil Temperature and Volume Resistivity of Palm Fatty Acid Ester with Nitrogen Fine Bubbles

著者名: 植村知史（福岡大学）,高村紀充（福岡大学）,荒岡信隆（福岡大学）,藤村仁大（福岡大学）,花井正広（福岡大学）

著者名(英語): Satoshi Uemura (Fukuoka University),Norimitsu Takamura (Fukuoka University),Nobutaka Araoka (Fukuoka University),Masahiro Fujimura (Fukuoka University),Masahiro Hanai (Fukuoka University)

キーワード: 1.生分解性電気絶縁油|2.パームヤシ脂肪酸エステル|3.油温|4.体積抵抗率|5.窒素|6.ファインバブル|Readily biodegradable electrical insulation oil|Palm Fatty Acid Ester|Oil temperature|Volume resistivity|Nitrogen|Fine Bubbles

要約(日本語): 水中で窒素ファインバブル（以下，N2-FB）を生成すると，体積抵抗率が向上することが報告されているが，生分解性電気絶縁油中でN2-FBを生成したときの体積抵抗率に関する報告は少ない。本稿では，生分解性電気絶縁油であるパームヤシ脂肪酸エステル（以下，PFAE）のパステルNEOを使用した。N2-FB無しの試料，もしくはPFAE中でN2-FBを生成したN2-FB有りの試料の油温を上昇させ，各油温での体積抵抗率を超絶縁計にて測定した。今回測定した油温の範囲では，油温の上昇により体積抵抗率は低下した。一方，N2-FB有りの試料はN2-FB無しの試料と比較して体積抵抗率がわずかに上昇するという結果となった。

本誌掲載ページ: 22-23 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 506 Kバイト