太陽光発電の地産地消に向けた域内余剰電力の融通のポテンシャルに関する時空間的解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-129

グループ名: 【全国大会】令和4年電気学会全国大会論文集

発行日: 2022/03/01

タイトル(英語): Spatio-temporal Analysis of Potential for Regional Photovoltaic Surplus Toward Local Sharing

著者名: 大崎文暉（早稲田大学）,明祥吾（早稲田大学）,宮澤歩夢（早稲田大学）,藤本悠（早稲田大学）,林泰弘（早稲田大学）

著者名(英語): Fumiaki Osaki (Faculty of Science and Engineering, Waseda University),Shogo Akira (Faculty of Science and Engineering, Waseda University),Ayumu Miyasawa (Faculty of Science and Engineering, Waseda University),Yu Fujimoto (Faculty of Science and Engineering, Waseda University),Yasuhiro Hayashi (Faculty of Science and Engineering, Waseda University)

キーワード: 電力地産地消|太陽光発電|電気自動車|電力融通|local energy self-sufficiency|photovoltaic|electric vehicle|flexibility

要約(日本語): 都市への導入が進む太陽光発電（PV）の地産地消は非化石な価値の創出による都市の持続可能性の向上と，送配電線への新規PV接続可能量の増加を両立し得る取組みとして脚光を浴びている。このような地産地消の促進にあたり技術導入価値を把握することが重要である。本稿は狭域間でのEV群による充放電による時空間的融通と同一領域での蓄電池による時間的融通を想定し，域内余剰電力の正味需要への時空間的融通による地産地消のポテンシャルを簡易に定量化する手法を示す。これにより余剰電力の域内利用可能量を見積もり，二酸化炭素排出削減量へ換算して都市の持続可能性を表す。加えて電力系統に対する都市全域の需要削減効果の可能性を示す。

本誌掲載ページ: 204-206 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 607 Kバイト