耐熱絶縁紙の経年劣化指標成分に関する検討
耐熱絶縁紙の経年劣化指標成分に関する検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-101
グループ名: 【全国大会】令和4年電気学会全国大会論文集
発行日: 2022/03/01
タイトル(英語): Study on Aging Markers in Thermally Upgraded Paper
著者名: 佐藤学(ユカインダストリーズ),後藤隆行(ユカインダストリーズ),小西義則(ユカインダストリーズ),齋藤文人(富士電機),的場大(富士電機),千葉公一郎(富士電機)
著者名(英語): Gaku Sato (Yuka Industries co., LTD.),Takayuki Goto (Yuka Industries co., LTD.),Yoshinori Konishi (Yuka Industries co., LTD.),Fumihito Saito (Fuji Electric Co., Ltd.),Hiroshi Matoba (Fuji Electric Co., Ltd.),Koichiro Chiba (Fuji Electric Co., Ltd.)
キーワード: 油入変圧器|耐熱絶縁紙|経年劣化指標成分|フラン類|メタノール|Oil-filled transformer|Thermally Upgraded Paper|Aging markers|Furans|Methanol
要約(日本語): 従来,油入変圧器用絶縁紙に使われてきたクラフト紙はフルフラールを指標とした経年劣化度診断が長年利用されてきた。しかし,耐熱紙においては添加されているアミン系化合物とフルフラールが反応し,油中から消失するため,フルフラールは耐熱紙の劣化指標とならないことが報告されている。そのため,国内外において経年劣化指標の探索に関する研究が精力的に行われている。本研究では耐熱紙の劣化指標候補として報告されているフラン類5種およびメタノールの劣化指標としての有効性を加速劣化試験により検証した結果を報告する。
本誌掲載ページ: 175-176 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 453 Kバイト
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