停電レジリエンス価値の評価モデルの構築(2) - ビル需要家のレジリエンス曲線の推定事例 -

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-087

グループ名: 【全国大会】令和4年電気学会全国大会論文集

発行日: 2022/03/01

タイトル(英語): Development of quantitative resilience evaluation model for blackout (2) - A study of resilience curve estimation method for buildings -

著者名: 飯野穣（早稲田大学）,矢部邦明（早稲田大学）,林泰弘（早稲田大学）,當房拓朗（東芝エネルギーシステムズ）,堺紀夫（東芝エネルギーシステムズ）,竹澤伸久（東芝エネルギーシステムズ）,髙橋玲子（東芝エネルギーシステムズ）,羽深俊一（東芝エネルギーシステムズ）

著者名(英語): Yutaka Iino (Waseda University),Kuniaki Yabe (Waseda University),Yasuhiro Hayashi (Waseda University),Takuro Tobo (Toshiba Energy Systems and Solutions Corporation),Norio Sakai (Toshiba Energy Systems and Solutions Corporation),Nobuhisa Takezawa (Toshiba Energy Systems and Solutions Corporation),Reiko Takahashi (Toshiba Energy Systems and Solutions Corporation),Shun-ichi Habuka (Toshiba Energy Systems and Solutions Corporation)

キーワード: レジリエンス|需要家設備|停電|確率論的リスク評価|定量評価モデル|重要度別運用評価|resilience|consumer equipment|blackout|probabilistic risk assessment|quantitative evaluation model|operational evaluation by importance

要約(日本語): 電力供給システムのレジリエンス実現には，供給側とともに需要家サイドのレジリエンス強化が必要である。本研究では，需要家側に着目し，太陽光発電などの再生可能エネルギーで代表される分散型電源の停電レジリエンス価値の定量評価モデルの構築を目指す。本稿では，需要家サイドのレジリエンス価値を，事象確率モデルと事象シナリオに基づくレジリエンス曲線の組合せにより評価する，確率論的リスク評価手法の一部として，停電による供給率低下の動的な変化を表すレジリエンス曲線の推定手法を提案する。一般的なオフィスビルを対象に，防災設備（非常用発電機）に加え，レジリエンス対策機器（PV+蓄電池）を想定し，各故障シナリオに対し負荷重要度別のレジリエンス曲線の試算例を示す。

本誌掲載ページ: 126-128 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 673 Kバイト