架空送電用がいし金具および架線金具への溶融亜鉛アルミニウム合金めっき適用検討
架空送電用がいし金具および架線金具への溶融亜鉛アルミニウム合金めっき適用検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-067
グループ名: 【全国大会】令和4年電気学会全国大会論文集
発行日: 2022/03/01
タイトル(英語): Hot-dip zinc-aluminum alloy prating application for metal parts of insulator and transmission line on overhead transmission towers
著者名: 伊地知弘光(東京電力ホールディングス),吉野恵一(東京電力ホールディングス),岸垣暢浩(東京電力ホールディングス),龍岡照久(東京電力ホールディングス),大橋一斗(東京電力パワーグリッド),土田陽一(東京電力パワーグリッド),久保田邦裕(東京電力パワーグリッド),白石智規(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): ijichi hiromitsu (Tokyo Electric Power Company Holdings),yoshino keiichi (Tokyo Electric Power Company Holdings),kishigaki nobuhiro (Tokyo Electric Power Company Holdings),ttatsuoka teruhisa (Tokyo Electric Power Company Holdings),ohhashi kazuto (Tokyo Electric Power Company Power Grid),tsuchida yoichi (Tokyo Electric Power Company Power Grid),kubota kunihiro (Tokyo Electric Power Company Power Grid),shiraishi tomonori (Tokyo Electric Power Company Power Grid)
キーワード: 溶融亜鉛合金めっき|送電線|がいし金具|Hot-dip zinc-aluminum|transmission line|metal parts of insulator
要約(日本語): 東京電力では,架空送電用のがいし金具や架線金具には一般的な防錆対策として溶融亜鉛めっきを標準適用している。しかし,海岸地域では,山間地域と比較して金具の溶融亜鉛めっきの腐食速度が非常に大きいため,電線の張替え時期より先にがいしや架線金具を取替える場合がある。このため,海岸地域では,溶融亜鉛めっきより防食性能が高いとされる溶融亜鉛アルミニウム合金めっきや溶融亜鉛アルミニウムマグネシウム合金めっき(以下溶融亜鉛合金めっき)を一部適用している実態にある。しかし,溶融亜鉛合金めっきの防錆効果の定量的な評価は十分でなく,適用範囲を決定する目安は明確になっていない。今回,実環境での腐食に最も近いとされるISO16539に準拠する複合サイクル試験を用いてこれらの防食効果を評価したので,その結果を報告する。
本誌掲載ページ: 107-109 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 451 Kバイト
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