電力設備の部分放電監視用TEVセンサに関する研究 －部分放電信号の到来方向検知のための電磁波伝搬特性の解析－

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-049

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Study on TEV Sensor Monitoring Partial Discharge in Power Equipment －Analysis of Electromagnetic Wave Propagation Characteristics for Detecting the Direction of Partial Discharge Signal Source－

著者名: 梅村竜吾（東北大学）,白石幸範（東北大学）,八島政史（東北大学）

著者名(英語): Ryugo Umemura (Tohoku University),Yukinori Shiraishi (Tohoku University),Masafumi Yashima (Tohoku University)

キーワード: 絶縁診断|部分放電|TEVセンサ|時間－周波数解析|電磁波伝搬解析|insulation diagnosis|partial discharge|TEV sensor|time-frequency analysis|electromagnetic wave propagation analysis

要約(日本語): 電力設備の高経年化が進みつつあり，常時監視をベースとする劣化診断手法が求められている。筆者らは絶縁破壊の前駆現象となる部分放電（PD）が検出可能な簡易センサとして，設備筐体の外面に後付け可能なTEVセンサに注目している。TEVセンサは設備筐体に複数のセンサを分散配置し，TEVセンサ検出信号の差異を比較することでPD信号の到来方向検知への活用の可能性がある。基礎検討として，本稿では1台のTEVセンサとPD源との距離を変えて電磁波伝搬解析を行い，検出信号の立上り点，波高値，周波数成分の3要素について比較した。

本誌掲載ページ: 63-65 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 777 Kバイト