電子追跡シミュレーションによる真空中沿面放電の初期進展メカニズム
電子追跡シミュレーションによる真空中沿面放電の初期進展メカニズム
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-074
グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集
発行日: 2023/03/01
タイトル(英語): Initial Development Mechanism of Surface Discharge in Vacuum by Electron-Tracking Simulation
著者名: 杉浦拓真(名古屋大学),小島寛樹(名古屋大学),早川直樹(名古屋大学)
著者名(英語): Takuma Sugiura (Nagoya University),Hiroki Kojima (Nagoya University),Naoki Hayakawa (Nagoya University)
キーワード: 沿面放電|真空|電子追跡シミュレーション|電荷蓄積|帯電|surface flashover|vacuum|electron-tracking simulation|charge accumulation|transient charge
要約(日本語): 真空中沿面放電の初期進展過程において,固体絶縁物上に過渡的な帯電が蓄積されることが実験的に明らかになっている。しかし,過渡帯電測定用の静電プローブ(10×10mm2)が沿面上の帯電分布勾配に比べて大きいため,過渡帯電分布が正確に推定できていないと考えられる。そこで,電子追跡シミュレーションによって過渡帯電分布を再現し,沿面放電の初期進展メカニズムについて検討した。結果として,本シミュレーション方法で推定した過渡的に蓄積する帯電電荷と,実験により取得された電荷が一致したことから,定量的な妥当性が
本誌掲載ページ: 89-90 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 462 Kバイト
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