集塵電極表面の撥水性が電気集塵装置のウイルス捕集に与える影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-100

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Influence of water repellency of electrode surface on collecting virus in an electrostatic precipitator

著者名: 木原聖次（神奈川工科大学）,菅野竜矢（神奈川工科大学）,安本浩二（神奈川工科大学）,吉野秀吉（神奈川工科大学）,高村岳樹（神奈川工科大学）,和田理征（神奈川工科大学）,澤井淳（神奈川工科大学）,瑞慶覧章朝（神奈川工科大学）,松本雅弘（富士電機）,松本伸（富士電機）

著者名(英語): Seiji Kihara (Kanagawa Institute of Technology),Tatsuya Sugano (Kanagawa Institute of Technology),Koji Yasumoto (Kanagawa Institute of Technology),Hidekichi Yoshino (Kanagawa Institute of Technology),Takeji Takamura (Kanagawa Institute of Technology),Rise

キーワード: 電気集塵装置|撥水性|集塵率|ウイルス|electrostatic precipitator|water repellency|collection efficiency|virus

要約(日本語): 筆者らはこれまでに，電気集塵装置（ESP）を用いることで浮遊ウイルスを捕集できることを確認してきた。本研究ではESPの集塵電極表面の状態として撥水性に着目し，浮遊ウイルスの捕集性能に与える影響を検討した。ESPは二段式とし，集塵電極表面の撥水角を52°から117°に調整したのち，ミスト状の浮遊ウイルスの捕集率を測定した。その結果，粒子個数濃度及びプラーク数のいずれの評価法においても，撥水角によらず捕集率はほぼ一定となり，集塵電極表面の撥水角が捕集率に与える影響はほとんどないことが示された。

本誌掲載ページ: 117-118 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 358 Kバイト