NbTi超電導線における縦磁場効果の磁場角度依存性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-142

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Magnetic field angle dependence of longitudinal magnetic field effect in NbTi superconducting wires

著者名: 横山彰一（ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー）,小湊健太郎（ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー）,石田清（ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー）,村上幸伸（ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー）

著者名(英語): Shoichi Yokoyama (Japan Superconductor Technology, Inc.),Kentaro Kominato (Japan Superconductor Technology, Inc.),Kiyoshi Ishida (Japan Superconductor Technology, Inc.),Yukinobu Murakami (Japan Superconductor Technology, Inc.)

キーワード: 超電導線材|縦磁界効果|磁場角度依存性|臨界電流|超電導安定化|Superconducting wires|Longitudinal magnetic field effect|Magnetic field angle dependence|Critical current|Superconducting stabilization

要約(日本語): 超電導線材における縦磁場効果は，超電導線材が外部磁場と並行の場合，臨界電流Icが垂直磁場での値に比べ大きくなるもので，ある磁場領域ではゼロ磁場におけるIcよりも大きい値となることが知られている。一般的な超電導マグネットにおいて，超電導コイルの取り出しリード部は擾乱が発生しやすいため安定化に工夫が必要である。本報告では，このリード部の超電導安定化に縦磁界効果を利用することを提案し，NbTi線の縦磁場効果の磁場角度依存性の測定結果を元にコイルリード部の超電導安定性を評価したことについて報告する。

本誌掲載ページ: 242-243 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 397 Kバイト