帰線ケーブル劣化調査結果に関する一考察

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-190

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): A Study on the Results of Return Cable Deterioration Investigation

著者名: 斎藤純平（東日本旅客鉄道）,南之園弘太（東日本旅客鉄道）,倉岡拓也（東日本旅客鉄道）,天田博仁（東日本旅客鉄道）,青木裕太（東日本旅客鉄道）,小林正樹（東日本旅客鉄道）,平林有紀穂（東日本旅客鉄道）,太田裕久（東日本旅客鉄道）,鈴木高志（東日本旅客鉄道）,林屋均（東日本旅客鉄道）

著者名(英語): Junpei Saito (EAST JAPAN RAILWAY COMPANY),Kouta Minaminosono (EAST JAPAN RAILWAY COMPANY),Takuya Kuraoka (EAST JAPAN RAILWAY COMPANY),Hiroto Amata (EAST JAPAN RAILWAY COMPANY),Yuta Aoki (EAST JAPAN RAILWAY COMPANY),Masaki Kobayash (EAST JAPAN RAILWAY COMP

キーワード: 帰線ケーブル|ケーブル断線|劣化|レール対地電圧|機器接地対地電圧|変電所環境|Return cable|Disconnected cable|Aging|Rail potential|Ground mat potential|Substation environment

要約(日本語): 2020年11月26日にJR東日本管内の東北本線久喜駅構内において，帰線ケーブルからの発煙により輸送障害が発生した。この事象は，帰線ケーブルの劣化に大きく起因していることがわかった。JR東日本はこの事象を受けて，同社管内の経年20年以上の帰線ケーブルを対象に，レール対地電圧と機器接地対地電圧の正相関を確認することでケーブルの劣化を確認する調査を実施した。対象となる139箇所の変電所を調査した結果，相関性を示したのは6箇所の変電所だったが，いずれの変電所も断線は確認できなかったことから，今回の調査方法はケー

本誌掲載ページ: 327-329 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 790 Kバイト