真空中コンディショニングの放電電荷量依存性における電極初期表面状態の影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-010

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Effect of Initial Surface Conditions of Electrodes on Breakdown Charge Dependence of Conditioning in Vacuum

著者名: 北直樹（名古屋大学）,小島寛樹（名古屋大学）,福田英昭（明電舎）,山村健太（明電舎）,早川直樹（名古屋大学）

著者名(英語): Naoki Kita (Nagoya University),Hiroki Kojima (Nagoya University),Hideaki Fukuda (MEIDENSHA),Kenta Yamamura (MEIDENSHA),Naoki Hayakawa (Nagoya University)

キーワード: 真空遮断器|絶縁破壊|コンディショニング|インパルス電圧|放電電荷量|真空|vacuum circuit breakers|breakdown|conditioning|impulse voltage|breakdown charge|vacuum

要約(日本語): 真空中スパークコンディショニングによって得られる絶縁耐力は，放電電荷量に依存することが示唆されている。本稿では，電極の初期表面状態の違いがコンディショニング特性に与える影響について，放電電荷量の観点から検討した。酸洗浄および熱処理を施した電極と施していない電極での実験結果を比較した結果，前者のほうがコンディショニング後の絶縁耐力が高くなり，放電電荷量が小さい場合に特にその差が顕著であった。一方，放電電荷量が大きい場合は，両者に絶縁耐力の差が見られなかった。これは，大きな放電電荷量によって電極が大きく溶融し

本誌掲載ページ: 11-12 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 500 Kバイト