500kV単体遮断器の極間閃絡事故様相の推定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-048

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Accident Cause Investigation for Polar Flashover at 500 kV Circuit Breaker

著者名: 山本尚史（東京電力パワーグリッド）,村北慶輔（東京電力パワーグリッド）,横畠系典（東京電力パワーグリッド）,加川博明（東京電力パワーグリッド）,塚尾茂之（東京電力パワーグリッド）

著者名(英語): Takashi Yamamoto (TEPCO Power Grid),Keisuke Murakita (TEPCO Power Grid),Keisuke Yokohata (TEPCO Power Grid),Hiroaki Kagawa (TEPCO Power Grid),Shigeyuki Tsukao (TEPCO Power Grid)

キーワード: 耐雷設計|多重雷|直撃雷|遮断器|極間閃絡|lightning protection design|multiple lightning|direct lightning strike|circuit breaker|polar flashover

要約(日本語): 本稿では，多重直撃雷による雷過電圧の特徴把握を目的とし，実際に発生した多重直撃雷による500kV単体遮断器の極間閃絡事故様相を検討した事例を紹介する。第一に，事故発生時の雷観測結果，変電所のリレー動作履歴，オシロ波形，送電線巡視結果から雷撃様相を推定した結果を説明する。第二に，遮断器極間に発生する雷過電圧を雷サージ解析により推定した結果を示す。解析結果から，波頭が急峻な第二雷撃に対して，遮断器を保護するための避雷器が有効に作用せず，遮断器極間に過大な電圧が生じた可能性が示された。検討結果から，現状の変電所

本誌掲載ページ: 61-63 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 736 Kバイト