電源脱落直後のRoCoF低減に資する可変速揚水機の制御方式に関する基礎検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-061

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): A Basic Study on Variable Speed Pumped Storage System Control for Reducing RoCoF in Generation Tripping

著者名: 青木廉（電力中央研究所）,菊間俊明（電力中央研究所）

著者名(英語): Ren Aoki (Central Research Institute of Electric Power Industry),Toshiaki Kikuma (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 電源脱落|周波数変化率|可変速揚水発電システム|Generator Trip|Rate of Change of Frequency (RoCoF)|Variable Speed Pumped Storage System

要約(日本語): 再エネ導入拡大により，電力系統の同期発電機の並列容量が減少すると，電源脱落直後の周波数変化率（Rate of Change of Frequency，RoCoF）の増大により一部の太陽光発電（PV）の単独運転検出機能が不要動作して脱落し，周波数低下が助長される懸念がある。こうしたPVの不要脱落を回避するには，電源脱落発生から数百ms程度の短い時間領域のRoCoFを抑制する必要があると考えられる。一方で，可変速揚水機が電源脱落直後のRoCoFに及ぼす影響については明らかとなっていない。本論文では，従来の可変

本誌掲載ページ: 80-82 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 739 Kバイト