数値解析に基づく海面着雷時における表皮厚さ

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-054

グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集

発行日: 2023/03/01

タイトル(英語): Analytical Consideration of Skin Depth in Seawater for Lightning Current

著者名: 奥海聖（奈良工業高等専門学校）,池田陽紀（奈良工業高等専門学校）

著者名(英語): Kaisei Oku (National Institute of Technology NARA college),Yoki Ikeda (National Institute of Technology NARA college)

キーワード: 雷サージ|表皮厚さ|海水|FDTD解析|洋上|小型船舶|lightning surge|skin depth|seawater|FDTD analysis|offshore|small boat

要約(日本語): 洋上に落雷すると，雷電流は表皮効果により海面に集中して拡散し，近傍の船舶に被害を与える恐れがある。その対策のために，海水中の電流分布を把握したうえで，効果的な対策を検討する必要がある。表皮効果による導体表面への電流集中度合を表す指標として表皮厚さが定義されその導出式もあるが，媒質が海水であることやサージ電流のような過渡特性を有する電流が想定されておらず，雷サージ解析に適用してよいのかが不明確である。本研究では，数値解析の結果を元に海水の表皮厚さを算出した。その結果，海水中を伝搬する電流が一定周波数の交流で

本誌掲載ページ: 90-91 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 452 Kバイト