塗膜下腐食による鋼管部材の腐食進展メカニズムの推定
塗膜下腐食による鋼管部材の腐食進展メカニズムの推定
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-077
グループ名: 【全国大会】令和5年電気学会全国大会論文集
発行日: 2023/03/01
タイトル(英語): Estimation of corrosion propagation mechanism of steel pipe members due to under-film corrosion
著者名: 吉野恵一(東京電力ホールディングス),伊地知弘光(東京電力ホールディングス),岸垣暢浩(東京電力ホールディングス),龍岡照久(東京電力ホールディングス),山戸祐貴(東京電力パワーグリッド),石川健太郎(東京電力パワーグリッド),山崎智之(東京電力パワーグリッド),白石智規(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): Keiichi Yoshino,Hiromitsu Ijichi,Nobuhiro Kishigaki,Teruhisa Tatsuoka,Yuki Yamato,Kentaro Ishikawa,Motoyuki Yamazaki,Tomonori Shiraishi
キーワード: 塗膜下腐食|送電用鉄塔|under-film corrosion|transmission tower
要約(日本語): 送電用鉄塔の部材には,一般的に溶融亜鉛めっき処理された鋼材が用いられている。東京電力では,鉄塔建設後,亜鉛腐食速度マップによる亜鉛めっきの減耗予測や現場劣化診断を行い,亜鉛めっきが消失する前に防錆塗装を実施することで鉄塔の健全性維持に努めている。防錆塗装を行う前工程として,部材表面の腐食生成物や海塩等の付着物を除去する素地調整が行われるが,素地調整の品質が塗膜の耐久性に及ぼす影響(寄与率)が50%との報告もあり,不十分な素地調整によって,早期に塗膜下腐食が発生したとみられる事象が一部の鉄塔で確認されている
本誌掲載ページ: 123-125 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,094 Kバイト
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