簡易な回路による逆バイアスダイオード温度センサの出力線形化

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-005

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Linearization of the Response from a Reverse-Biased Temperature-Sensor Diode by a Simple Circuit

著者名: 豊嶋奏多（兵庫教育大学）,小山英樹（兵庫教育大学）

著者名(英語): Kanata Toyoshima (Hyogo University of Teacher Education),Hideki Koyama (Hyogo University of Teacher Education)

キーワード: ショットキーダイオード|技術教育|Schottky Diode|Engineering Education

要約(日本語): ショットキーバリアダイオード（SBD）の逆方向電流は温度依存性が高く，一般的なSiダイオードよりも値が大きいため温度センサ教材への応用が可能である。しかし，その変化は指数関数的であるため変化を検出するような実験は行いやすいが，測定の実験をするためには線形化しなければならない。そこで，温度センサとして用いている逆方向SBDにダイオードを順方向接続することによって応答の線形化を試みた。その結果，10-43℃において1.52mV/℃，線形化誤差±2.8℃の線形性が確認され，逆方向電流の変化と比べると大きく線形性が改善されていた。

本誌掲載ページ: 7-8 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 454 Kバイト