トランス絶縁型アナログ信号センシングの波形整形回路の検討
トランス絶縁型アナログ信号センシングの波形整形回路の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-036
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): A Study on the Wave-Forming Circuit for Analog Signal Sensing with Transformer Isolation
著者名: 西嶋潤(三菱電機),桑原崇(三菱電機),明星慶洋(三菱電機),内田雄(三菱電機)
著者名(英語): Jun Nishijima (Mitsubishi Electric),Takashi Kuwahara (Mitsubishi Electric),Yoshihiro Akeboshi (Mitsubishi Electric),Takeshi Uchida (Mitsubishi Electric)
キーワード: パルストランス|アナログ信号センシング|波形整形回路|AD変換|Pulse transformer|Analog sensing|Wave-forming circuit|AD converter
要約(日本語): 産業用途の制御・監視機器で使用されるアナログ信号センシング装置は,外乱による障害を避けるため,絶縁の措置が必要となる。本稿のトランス絶縁型アナログ信号センシングでは,トランスの小型化のためパルストランスをスイッチング駆動する手法を採用している。ただし,本手法では,スイッチ切断時の逆起電力により生じるバックスイング波形が課題となる。上記の波形を収束させるため,インダクタとキャパシタ,抵抗の各1素子で構成したLCR波形整形回路を設けている。この波形整形回路について,特にキャパシタと抵抗の定数に着目し,それらの値を変化させることでバックスイング波形の収束時間と電圧の下限を制御可能であることを確認した。
本誌掲載ページ: 49-51 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 638 Kバイト
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