温度差がある時の歪ゲージの高感度・高精度測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-041

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): High sensitivity and precision measurements of strain gauge in temperature difference circumstance

著者名: 山本実奈（中部大学）,神田昌枝（中部大学）,山口作太郎（中部大学）

著者名(英語): Mina Yamamoto (Chubu University),Masae Kanda (Chubu University),Sataro Yamaguchi (Chubu University)

キーワード: 歪ゲージ|測定方法|高精度|高感度|温度差|Strain gauge|Measurement method|High precision|High sensitivity|temperature difference circumstance

要約(日本語): 材料歪の見積もりは，機器・装置設計において極めて重要であり，ほぼ全ての機器で歪測定が行われる。一方，歪測定は歪ゲージの抵抗変化によって行われるが，抵抗変化は微小であり，アナログ差分回路により非荷重時の歪ゲージ電圧をゼロ設定し，電圧計の感度を上げて高精度測定を行っている。前回の発表でアナログ差分回路を変更することによって，感度が4倍上がることを報告した。一方，常温とは異なる温度での測定では，通常のブリッジ回路ではなく三線式ブリッジ回路を用いることで，計測線の温度変化の影響を低減している。このため，本発表では，温度変化のある環境での新回路の出力電圧の安定性について従来の方式との違いを測定し，比較し高精度計測の評価を行う。

本誌掲載ページ: 55-56 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 357 Kバイト