電束密度センサによる部分放電検出の基礎的検討
電束密度センサによる部分放電検出の基礎的検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-051
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Basic study on detection of partial discharge by electric flux density sensor
著者名: 西村凌汰(兵庫県立大学),岡田翔(兵庫県立大学),上野秀樹(兵庫県立大学)
著者名(英語): Ryota Nishimura (University of Hyogo),Sho Okada (University of Hyogo),Hideki Ueno (University of Hyogo)
キーワード: 絶縁診断|部分放電|電束密度センサ|insulation diagnosis|partial discharge|electric flux density sensor
要約(日本語): 部分放電(PD)を絶縁破壊の前駆現象として初期の段階に検知することは,電力機器等の欠陥や異常の検出,運転時における信頼性の評価に役立つ。本稿では電束密度の時間変化率を測定する電束密度センサを用いることでPDを検知することを目的に,PD電流とセンサの信号を測定し比較・検討した。実験方法として,針対銅電極を用い,針電極側を高電圧側として負極性パルス電圧を印加した。そして実験結果より,PD電流信号にどうきして電束密度センサでも信号が得られた。したがって電束密度センサで放電の検出が可能であることがわかり,PD電流ピーク値と電束密度センサの出力に正の相関があることもわかった。
本誌掲載ページ: 65-66 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 344 Kバイト
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