パルス電界処理による野菜組織のインピーダンス変化
パルス電界処理による野菜組織のインピーダンス変化
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-072
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Impedance Changes in Vegetable Tissue by Pulsed Electric Field Processing
著者名: 沼畑奎翔(大阪電気通信大学),東郷季音(大阪電気通信大学),永田稜拓(大阪電気通信大学),大山尚也(大阪電気通信大学),民田太一郎(大阪電気通信大学)
著者名(英語): Keito Numahata (Osaka Electro-Communication University),Kitto Tougou (Osaka Electro-Communication University),Ryouta Nagata (Osaka Electro-Communication University),Naoya Oyama (Osaka Electro-Communication University),Taichiro Tamida (Osaka Electro-Commun
キーワード: パルス電解処理|インピーダンス法|定位相要素|Pulsed Electric Field|impedance method|Constant Phase Element
要約(日本語): パルスパワー技術の新しい産業応用としてパルス電界処理(Pulsed Electric Field,PEF)による食品加工が注目されている。PEFは食品の加工にさまざまなメリットをもたらすことがわかっているが,その効果の定量化は生化学的な分析に頼ることが多く電気的に定量化するのは難しい課題である。本研究ではCPE(Constant Phase Element)を用いた回路を仮定し,ジャガイモ組織のインピーダンスの測定値をもとに,遺伝的アルゴリズムにより各パラメータを求めることで等価回路を作成した。この結果,細胞内液と細胞外液の抵抗値の変化を解析することによりPEFによる効果を電気的に定量化することに成功した。本手法は,PEFのメカニズム解明に有益であると考える。
本誌掲載ページ: 88-90 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 521 Kバイト
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