高電界型電気集じん装置における再飛散に対する矩形波交流電圧の効果

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-088

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Effect of rectangular AC voltage on re-entrainment prevention in a high electric field type electrostatic precipitator

著者名: 伊藤颯人（神奈川工科大学）,棚橋優樹（神奈川工科大学）,安本浩二（神奈川工科大学）,瑞慶覧章朝（神奈川工科大学）,江原由泰（東京都市大学）

著者名(英語): Hayato Ito (Kanagawa Institute of Technology),Masaki Tanahashi (Kanagawa Institute of Technology),Koji Yasumoto (Kanagawa Institute of Technology),akinori Zukeran (Kanagawa Institute of Technology),Yoshiyasu Ehara (Tokyo City Unibersity)

キーワード: 電気集じん装置|再飛散現象|集じん率|ディーゼル微粒子|省エネ|electrostatic precipitator|re-entrainment|collection efficiency|diesel exhaust particle|energy saving

要約(日本語): コロナ放電を用いずに高電界のみでディーゼル排気微粒子を捕集する高電界型電気集じん装置に対する矩形波交流電界の効果について検討した。ESPは，接地用円筒電極内に高電圧印加用円柱電極を配置した同軸円筒構造とした。ESP内の排ガス風速は1 m/s，排ガス温度は30 ℃に調節し，粒径1～5 μmの集じん率を測定した。その結果，直流電圧印加時の集じん率は，再飛散現象が原因で時間経過とともに低下した。一方，矩形波交流電圧印加時においては，時間経過に対する集じん率の低下はみられず，再飛散抑制効果が示された。

本誌掲載ページ: 106-107 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 419 Kバイト