エナメル線の両極性繰り返しパルス電圧印加時における部分放電開始電圧の周波数特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-004

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Frequency response of Partial Discharge Inception Voltage when bipolar repetitive pulse voltage is applied to enameled wires

著者名: 堀内淳司（兵庫県立大学）,川上遼太（兵庫県立大学）,泉壮鴻（兵庫県立大学）,岡田翔（兵庫県立大学）,上野秀樹（兵庫県立大学）,宮崎優伍（住友電気工業）,太田槙弥（住友電気工業）,溝口晃（住友電気工業）,中島晋吾（住友電気工業）

著者名(英語): Atsushi Horiuchi (University of Hyogo),Ryota Kawakami (University of Hyogo),Takehiro Izumi (University of Hyogo),Sho Okada (University of Hyogo),Hideki Ueno (University of Hyogo),Yugo Miyazaki (Sumitomo Electric Industries),Shinya Ohta (Sumitomo Electric

キーワード: エナメル線|部分放電|ツイストペア|パルス電圧|enameled wire|partial discharge|twisted pair|pulse voltage

要約(日本語): 近年の産業用モータはインバータにより制御され高速スイッチングによるサージ電圧が加わることで巻線間に部分放電が発生する可能性がある。本報告では両極性パルスを印加した際に印加電圧周波数の変化が部分放電特性に与える影響の調査を行った。試料は絶縁皮膜材料にポリイミドを用いたエナメル線ツイストペアを使用し，正極性パルスあるいは負極性パルスを10パルス印加した後，逆極性のパルスを10パルス印加した，合計20パルスを印加した。はじめて放電が観測された電圧である部分放電開始電圧（PDIV）と20パルス中半数以上で放電が発生した電圧である繰り返し部分放電開始電圧（RPDIV）を測定し，その結果について比較検討を行った。

本誌掲載ページ: 4-5 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 294 Kバイト