エナメル線ツイストペアにおける繰り返しナノ秒パルス電圧下の部分放電特性の数値解析
エナメル線ツイストペアにおける繰り返しナノ秒パルス電圧下の部分放電特性の数値解析
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-007
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Numerical analysis of partial discharge characteristics in twisted enameled wires under repetitive nanosecond pulsed voltages
著者名: 山田楓真(兵庫県立大学),石川裕卓(三菱電機),宮路仁崇(三菱電機),大竹泰智(三菱電機),菊池祐介(兵庫県立大学)
著者名(英語): Fuma Yamada (University of Hyogo),Hirotaku Ishikawa (Mitsubishi Electric),Yoshitaka Miyaji (Mitsubishi Electric),Yasutomo Otake (Mitsubishi Electric),Yusuke Kikuchi (University of Hyogo)
キーワード: インバータサージ|モータ絶縁|部分放電|SiCインバータ|放電シミュレーション|Inverter surge|Motor insulation|Partial discharge|SiC inverter|Discharge simulation
要約(日本語): 乱巻きモータのターン間絶縁を模擬したエナメル線ツイストペアにおける,繰り返しナノ秒パルス電圧下の部分放電を流体モデルにより有限要素法(COMSOL Multiphysics®)を用いて解析した結果を報告する。数値解析では,大気圧乾燥空気下に置かれた平行平板電極上にエナメル皮膜に相当する誘電体を配置した空間1次元モデルでツイストペアを模擬した。この電極間に本研究グループの実験に合わせて,立ち上がり・下がり時間28 ns,繰り返し周波数1 Mpps,パルス幅500 nsの正極性パルス電圧を印加した。計算結果より,誘電体表面に蓄積した電荷が作る逆電界による放電の停止や,電圧立下り時に発生する逆放電が実験同様に確認できた。
本誌掲載ページ: 7-8 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 400 Kバイト
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