絶縁体表面の凹凸構造による部分放電への影響評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-008

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Study for Effect of Barriers on Insulating Material on Partial Discharge

著者名: 米須大吾（日立製作所）,森田裕（日立製作所）

著者名(英語): Daigo Komesu (Hitachi),Hiroshi Morita (Hitachi)

キーワード: 絶縁|部分放電|凹凸|沿面放電|3Dプリンタ|Insulation|Partial discharge|Barrier|Creeping discharge|3D printer

要約(日本語): 碍子やブッシングに代表される高電圧機器の絶縁構造では，小型化や信頼性確保を目的にひだ等の沿面バリアを設け，放電の進展を抑制している。これらの効果は解析による検討も進められており，沿面放電の抑制が重要となる。近年の3Dプリンタの発展により，絶縁樹脂では従来の注型や切削では製作困難であった構造を実現可能となった。3Dプリンタによる絶縁構造は産業機器向けとして広く適用の期待ができるが，3Dプリンタでこそ実現可能な凹凸構造についての部分放電電圧を評価した報告は少ない。本報告では，絶縁物表面にmmオーダの凹凸形状のバリアを設けたサンプルを3Dプリンタにより作製し，部分放電開始電圧への影響を評価した結果について報告する。

本誌掲載ページ: 8-9 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 246 Kバイト