電線被覆材廃材の舗装材料利用に関するLCA
電線被覆材廃材の舗装材料利用に関するLCA
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-045
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Life Cycle Assessment for the Use of Waste Electric Wire Sheathing as Pavement Material
著者名: 小早川尚之(ENEOS),髙田智至(ENEOS),谷津道寛(ENEOS)
著者名(英語): Naoyuki Kobayakawa (ENEOS),Tomonori Takada (ENEOS),Michihiro Yatsu (ENEOS)
キーワード: 電線被覆材|廃材利用|舗装材料|ライフサイクルアセスメント|リサイクル|カーボンニュートラル|Electric Wire Sheathing|the Use of Waste Material|Pavement Material|Life Cycle Assessment|Recycle|Carbon Neutral
要約(日本語): 現状焼却もしくは埋立が主流である電線被覆材廃材をアスファルト舗装における骨材(石)の代替材料として100%利用する舗装技術を開発した。本技術についてISO14040に準拠する形でLCAを行い,プラスチックの焼却・埋立から舗装材利用に切り替わることによる差異を評価した。評価の結果,廃プラスチックを焼却しないこと,および廃プラスチックの熱容量が小さいことにより,骨材加熱にかかる熱量を低減できることが主要因となり,既存舗装と比較して約40%のCO2削減効果があると試算した。電線業界から排出される年間約5千トンの架橋ポリエチレン廃材に本技術を適用できれば,年間約6千トンのCO2削減効果が期待できる。
本誌掲載ページ: 49-50 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 285 Kバイト
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