三角波を用いたQ（t）メータによる不平等電界下の電荷注入に関する考察

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-052

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Consideration of Charge Injection under Non-uniform Electric Field by Q(t) Meter using Triangular Wave

著者名: 藤井雅之（大島商船高等専門学校）,福間眞澄（松江工業高等専門学校）,光本真一（豊田工業高等専門学校）

著者名(英語): Masayuki Fujii (National Institute of Technology, Oshima College),Masumi Fukuma (National Institute of Technology, Matsue College),Shinichi Mitsumoto (National Institute of Technology, Toyota College)

キーワード: 電流積分電荷法|Q(t)メータ|不平等電界|エポキシ樹脂|空間電荷|三角波

要約(日本語): 電流積分電荷法は，電荷の振る舞いを漏らすことなく捉えることができる優れた測定法であると考えられる。不平等電界下における電荷注入や空間電荷の形成は絶縁材料の劣化に影響していると考えられることから，筆者らはエポキシ樹脂の劣化診断にQ（t）メータを活用してきた。本研究では印加電圧の波形に三角波を用い，不平等電界下におけるエポキシ樹脂の電荷注入や極性効果などについて検討した。Q（t）メータにより不平等電界下における電荷注入の極性効果や印加電圧0Vにおける残留電荷の評価が可能になり，劣化診断に関する有益な情報になり得ると考えている。

本誌掲載ページ: 58-59 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 414 Kバイト