ポリマーインフォマティクスによるイオン移動度予測の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-055

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Polymer Informatics study for prediction of ionic mobility

著者名: 嶋川肇（東京大学）,横山尋斗（東京大学）,熊田亜紀子（東京大学）,佐藤正寛（東京大学）

著者名(英語): Hajime Shimakawa (The University of Tokyo),Hiroto Yokoyama (The University of Tokyo),Akiko Kumada (The University of Tokyo),Masahiro Sato (The University of Tokyo)

キーワード: ポリマーインフォマティクス|誘電絶縁材料|イオン伝導|分子動力学|物性予測|機械学習|Polymer Informatics|Dielectric insulating materials|Ionic conduction|Molecular dynamics|Property prediction|Machine learning

要約(日本語): ポリマー中のイオン伝導は誘電絶縁材料の電気絶縁・劣化や固体電解質のキャリア輸送などを決める重要な物性である。多様なポリマーを扱う材料設計には，計算・データ科学を統合したポリマーインフォマティクスが有効であるが，イオン伝導を含めて電気物性の検討は十分でない。今回はポリマーのイオン移動度予測に向けて，159種類のポリマーに対し，Na+, Cl-移動度の分子動力学計算を実施した。計算結果によりイオン移動度のデータベース構築を進めたとともに，ポリマーの部分構造がNa+, Cl-移動度に与える影響を評価した。

本誌掲載ページ: 61-62 p

原稿種別: 日本語