金属薄膜配線を用いた高圧機器絶縁物の劣化度推定技術～コーティングの影響評価～

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-066

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Degradation estimation technique for inusulators of high voltage equipment using metal thin film wiring～evaluation of coating effects～

著者名: 藤原宗一郎（三菱電機）,三木伸介（三菱電機）

著者名(英語): Soichiro Fujihara (Mitsubishi Electric Corporation),Shinsuke Miki (Mitsubishi Electric Corporation)

キーワード: 高圧機器|絶縁物|金属薄膜|劣化度推定|コーティング|high voltage equipment|insulator|metal thin film|degradation estimation|coating

要約(日本語): 事故を未然に防ぎ適切な設備更新のためには，高圧機器の寿命を決定する絶縁物の劣化診断技術が必要である。現在当社では，現地に作業員が赴き絶縁物表面からイオン量等を測定し診断を実施しているが，機器の電力停止が必要という問題があった。これまで，通電状態で簡易に診断するため，大気中の腐食性ガスにより絶縁物が劣化することに着目し，金属薄膜配線の抵抗値変化から絶縁物の劣化度を推定する方法の検討を進めてきた。今回，劣化推定下限の拡大（目標下限値：10^8Ω）に向け，金属薄膜配線にコーティングした際の影響を評価した結果について述べる。

本誌掲載ページ: 72-73 p

原稿種別: 日本語