インバータ励磁下で磁束密度波形を一致させた場合にコアの断面積が磁気特性に及ぼす影響
インバータ励磁下で磁束密度波形を一致させた場合にコアの断面積が磁気特性に及ぼす影響
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-099
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Effect of core cross-sectional area on inverter excitation under flux density waveform matching conditions
著者名: 亀山諄弥(岐阜大学),尹己烈(岐阜大学)
著者名(英語): Junya Kameyama (Gifu University),Kyyoul Yun (Gifu University)
キーワード: 積層コア|磁気特性|鉄損|インバータ|電磁鋼板|laminated core|magnetic properties|iron loss|inverter|electromagnetic steel sheet
要約(日本語): インバータ励磁下の積層コアの磁気特性について,インバータの制御パラメータについての検討は従来多くされてきたが,コアの体格に関する検討は十分にされていない。また,これまではコアの体格によって変わる測定系の回路定数の影響について着目しており,純粋な体格差の影響は明らかになっていない。よって,本稿では断面積が異なる3種類のコアについてB波形を揃えて磁気特性を測定し,その影響について調査した。その結果,従来の測定では各試料の鉄損の差は約6%程度だったが,B波形を揃えることでその差は1%以下となった。以上からインバータ励磁では磁束密度波形を正弦波などに一致させて比較すれば,断面積による影響はないと考えられる。
本誌掲載ページ: 110-111 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 338 Kバイト
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