数値計算シミュレーションによる保温材下炭素鋼管のパルス渦電流試験法に関する研究

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-117

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Research on pulsed eddy current testing method for carbon steel pipes under insulation material using numerical simulation

著者名: 遠藤健太（阿南工業高等専門学校）,菊池翔太（鈴鹿工業高等専門学校）,吉岡宰次郎（鳥羽商船高等専門学校）,板谷年也（鈴鹿工業高等専門学校）

著者名(英語): Kenta Endo (National Institute Technology, Anan College),Shota Kikuchi (National Institute Technology, Suzuka College),Saijiro Yoshioka (National Institute of Technology Toba College),Toshiya Itaya (National Institute Technology, Suzuka College)

キーワード: パルス渦電流試験法|数値シミュレーション|非破壊検査|Pulsed eddy current testing|Numerical simulation|Nondestructive testing

要約(日本語): 日本のプラント設備は，建設後30年以上経過しているものがほとんどのため，プラント設備の老朽化が進んでおり，設備の保安・保全が重要な課題となっている。しかしながら，プラント設備の保安・保全業務の労働力不足が深刻化している。パルス渦電流試験法は，検査時間が速く，保温材を剥がさず，高温のままでプラント稼働も止めない，保温材下炭素鋼管の減肉評価の有効な非破壊検査として知られている。本研究の目的は，提案するコイル系による保温材下炭素鋼管の全面減肉検査可能なパルス渦電流試験法を開発することである。そのため，数値計算シミュレーションを利用してパルス励磁電流による保温材下炭素鋼管に発生する渦電流分布を調査する。

本誌掲載ページ: 132-134 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 660 Kバイト