商品情報にスキップ
1 1

現実環境と没入型バーチャル環境における奥行き方向の距離認知に関する研究

現実環境と没入型バーチャル環境における奥行き方向の距離認知に関する研究

通常価格 ¥440 JPY
通常価格 セール価格 ¥440 JPY
セール 売り切れ
税込

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-036

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Research on depth distance perception in real and immersive virtual environments

著者名: 吉田創(東海大学),濱本和彦(東海大学)

著者名(英語): Takumi Yoshida (Tokai University School of Information and Technology),Kazuhiko Hamamoto (Tokai University School of Information and Technology)

キーワード: バーチャルリアリティ|生態学的認知|没入型バーチャル環境|行動|環境|Virtual Reality|Ecological Cognition|Immersive Virtual Environment|Human Behavior|Environment

要約(日本語): 本研究の目的は,「CAVEでは現実と同様の生態学的認知を得られる」という先行研究からの仮説と「CAVEでの物を跨ぐ動作は現実よりも足を高く上げる」という結果の矛盾について「奥行き方向の距離認知」に着目して検討することである。検討方法は,同様な環境をCAVEと現実で用意し,被験者の目の前の床上に置かれた物体の高さを推測してもらい伸縮可能な棒で高さを再現してもらう。その高さを測定し,現実とCAVEとの測定値を比較する。結果,被験者の足元から物体までの距離が大きくなるにつれて計測値は現実とCAVEとで同様になっていった。これは距離が大きくなるにつれて奥行き方向の距離認知が高さを測る認知と一致しなくなるからだと考えられる。また,物体の高さと奥行き方向との位置関係が関係していることが示唆されたため,今後はこれらの点に着目し検討していく。

本誌掲載ページ: 53-54 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 393 Kバイト

販売タイプ
書籍サイズ
ページ数
詳細を表示する