BLASを利用した正則化ML-EM法によるCT画像再構成

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-049

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): CT Image Reconstruction Using Regularized ML-EM Method with BLAS

著者名: 大山知起（香川大学）,藤本憲市（香川大学）,丹治裕一（香川大学）

著者名(英語): Tomoki Oyama (Faculty of Engineering and Design, Kagawa University),Ken'ichi Fujimoto (Faculty of Engineering and Design, Kagawa University),Yuichi Tanji (Faculty of Engineering and Design, Kagawa University)

キーワード: CT画像再構成|正則化ML-EM法|BLAS|Reconstruction of CT Image|Regulated ML-EM Method|Basic Linear Algebra Subprograms

要約(日本語): CT画像再構成法に用いられる再構成手法として，逆投影法と逐次法がある。逐次法の一つとして，Maximum Likelihood-Expectation Maximization（ML-EM）法がある。この手法には，金属アーチファクトを低減するため，平滑化が期待できる正則化項を加えることができる。ML-EM法は品質の良い画像を再構成可能であるが，繰り返し計算量が膨大であるため，計算時間の短縮が課題である。本稿では，CT画像再構成時間の短縮を目的として，Basic Linear Algebra Subprograms（BLAS）を有効した正則化項付きML-EM法のコーディングについて述べる。更に，BLASを用いない場合との再構成時間を比較する。

本誌掲載ページ: 70-72 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 548 Kバイト