連続時間伝達関数パラメータの実時間抽出

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-069

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Real-time extraction of continuous-time transfer function parameters

著者名: 假屋園健太（明治大学）,丹治寛樹（明治大学）,石田義久（明治大学）,村上隆啓（明治大学）

著者名(英語): Kenta Kariyazono (Meiji University),Hiroki Tanji (Meiji University),Yoshihisa Ishida (Meiji University (retired)),Takahiro Murakami (Meiji University)

キーワード: システム同定|スライディング離散フーリエ変換|パラメトリックモデル同定|System Identification|Sliding Discrete Fourier Transform|Parametric Model Identification

要約(日本語): システム同定は数多く研究されている。実環境において,離散時間かつ離散値を基に同定を行うため,通常,離散時間系のパラメータが同定される。MATLAB/Simulinkなどのソフトウェアを用いた制御系設計を行う場合,連続時間系の制御器を用いて実機の制御を行うことが可能である。その際,連続時間系適応制御や線形能動的外乱除去制御器を比較的容易に実現できる。連続時間系のパラメータ推定には周波数領域での推定法が知られているが,計算量が膨大になる。今回,周波数領域でのシステム同定を少ない計算量で行うため,スライディング離散フーリエ変換を応用した。その結果シミュレーションによって,周波数領域において少ない計算量でのシステム同定ができることを確認できた。

本誌掲載ページ: 102-103 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 411 Kバイト