分割リング共振器の二次元配列構造を用いた磁性体の位置検出

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-110

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Position Sensing System for Magnetic Materials Using Two-Dimensional Split-ring Resonator arrays

著者名: 齋藤駿典（日本大学）,中山拡之（日本大学）,胡桃聡（日本大学）,鈴木薫（日本大学）,松田健一（日本大学）

著者名(英語): Shunsuke Saito (Nihon University),Hiroyuki Nakayama (Nihon University),Satoshi Kurumi (Nohon University),Kaoru Suzuki (Nohon University),Ken-ichi Matsuda (Nohon University)

キーワード: 分割リング共振器|位置検出|共振特性|Split-Ring Resonator|Position Sensing System|Resonance characteristics

要約(日本語): 分割リング共振器（SRR）は電磁波に対する共振器であり，近年では変位センサや，材料物質の分析デバイスとしての応用が検討されている。本研究の目的は，バラクタダイオード搭載型分割リング共振器（VLSRR）を基板上に複数配列した構造を作製し，個々の共振特性を，基板裏面に配置したコプレーナ導波路によって検出すること，VLSRRを含む基板面上に配置した磁性体の位置を共振特性の変化から検出することである。コプレーナ導波路上のS₂₁特性を測定した結果，磁性体を配置した方のVLSRRの共振周波数が高周波側にシフトしていることから磁性体の位置が検出可能であることが分かった。

本誌掲載ページ: 156-157 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 311 Kバイト